雑貨リメイクDIY

使わなくなったコルク栓がおしゃれに変身 鍋敷きの簡単DIY

Tags: コルク栓, 鍋敷き, リメイク, DIY, エコ, 再利用

使わなくなったコルク栓がおしゃれに変身 鍋敷きの簡単DIY

ご自宅でワインなどを楽しまれた後、コルク栓はどうされていますか。天然素材であるコルクは、そのまま捨ててしまうのは少しもったいないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。今回は、そんな使わなくなったコルク栓を素敵な鍋敷きにリメイクする方法をご紹介いたします。

コルク栓は軽くて断熱性があり、熱いお鍋やフライパンを置くのに適した素材です。捨てられるはずだったものが、日々の暮らしで活躍するアイテムに生まれ変わります。環境に優しく、手軽に挑戦できるDIYです。

材料と道具

このDIYに必要な材料と道具は、どれも比較的簡単に入手できるものばかりです。

作り方

コルク栓を使った鍋敷きの基本的な作り方をご紹介します。今回は、最もシンプルで安定しやすい四角い形の作り方です。

  1. コルク栓を準備する 集めたコルク栓の汚れなどを拭き取ります。もしコルク栓を半分に切って断面を見せるデザインにしたい場合は、カッターナイフを使って丁寧に縦半分に切ります。カッターを使う際は、怪我をしないよう十分に注意し、カッターマットの上で作業してください。コルク栓が安定するように置き、無理な力を加えず、少しずつ刃を進めるのがコツです。今回は、コルク栓をそのままの形で使う方法で進めます。
  2. レイアウトを決める 作業台の上にコルク栓を並べ、作りたい鍋敷きのサイズや形に合わせてレイアウトを決めます。四角形、円形、六角形など、様々な形で作ることができます。コルク栓を縦に並べるか、横に並べるかでも表情が変わります。今回は、コルク栓を縦に並べて四角形を作るレイアウトとします。例えば、縦5個、横6個で並べると、約10cm×12cm程度の鍋敷きになります。
  3. コルク栓を接着する レイアウトが決まったら、コルク栓同士を接着剤で貼り合わせていきます。端から順番に、隣り合うコルク栓の側面に接着剤をつけ、しっかりと押し付けて固定します。一度にたくさんのコルクを接着しようとせず、数個ずつ確実に固定していくと綺麗に仕上がります。四角形の場合は、まず一列を作り、次にその列に沿って二列目を接着していく、というように進めると作りやすいです。接着剤がはみ出さないように注意してください。
  4. しっかりと乾燥させる 全てのコルク栓の接着が終わったら、接着剤が完全に乾くまで静かに置いておきます。接着剤の種類によって乾燥時間は異なりますので、製品の指示に従ってください。完全に乾くまでには、数時間から半日程度かかる場合があります。しっかりと乾燥させることが、丈夫な鍋敷きを作る上で重要です。
  5. 仕上げ(任意) 接着剤が完全に乾いたら、形が歪んでいないか確認します。もし、コルク栓の端が少しはみ出ているなど、形を整えたい場合は、カッターナイフを使って丁寧にカットすることも可能です。また、テーブルの上での滑りが気になる場合は、鍋敷きの裏面に市販の滑り止めシートを、形に合わせてカットして貼り付けるとより実用的になります。

これで、世界に一つだけのコルク栓鍋敷きの完成です。

活用例とアレンジ例

完成したコルク栓の鍋敷きは、キッチンやダイニングで活躍します。

さらに、様々なアレンジでオリジナリティを加えることも可能です。

まとめ

今回は、使わなくなったコルク栓を再利用した鍋敷きの作り方をご紹介しました。普段は捨ててしまうものが、少し手を加えるだけで暮らしの中で役立つアイテムに生まれ変わります。これは、環境に優しく、限りある資源を大切にすることにも繋がります。

手軽な材料と簡単な工程でできるコルク栓の鍋敷き作りは、どなたでも気軽に挑戦できます。自分で作ったものには愛着が湧き、より大切に使いたくなるものです。ぜひ、ご自宅に貯まっているコルク栓を使って、オリジナルの鍋敷き作りに挑戦してみてください。捨てることから作る喜びへ、そして環境にも優しい暮らしへと繋がる、そんな一歩になることを願っています。