雑貨リメイクDIY

古くなったスプーンやフォークがおしゃれに変身 ウォールフックの簡単DIY

Tags: カトラリーリメイク, ウォールフック, DIY, リメイク, 再利用, エコ, 雑貨DIY

導入

ご自宅に使われなくなったスプーンやフォークはございませんか。デザインが古くなったり、セットの一部だけが残ってしまったりしたカトラリーも、そのまま捨てるのは少しもったいないと感じるかもしれません。

この記事では、そんな古くなったカトラリーを素敵なウォールフックに生まれ変わらせる簡単なDIYアイデアをご紹介します。環境に優しく、家にあるものを活用してできるこのリメイクは、玄関先やキッチン、洗面所など、ちょっとしたものを掛けるのに大変便利です。使い慣れたカトラリーが新たな役目を持って暮らしの一部になる、そんな楽しみを体験してみましょう。

材料と道具

このDIYに必要な材料と道具は、比較的簡単に入手できるものばかりです。特別なものは必要ありません。

作り方

それでは、カトラリーをウォールフックにリメイクする手順を詳しく解説します。

  1. カトラリーの準備: 使いたいスプーンやフォークを選びます。汚れている場合はきれいに洗い、水分をしっかりと拭き取ってください。カトラリーのどの部分をフックにするか、デザインをイメージしておくと良いでしょう。スプーンの場合は皿の部分、フォークの場合は先端の部分を曲げてフック状にするのが一般的です。

  2. カトラリーを曲げる: ペンチを使ってカトラリーを曲げていきます。フックの形になるように、柄の部分や皿、先端部分を慎重に力を加えて曲げてください。

    • スプーンの場合: スプーンの皿の部分を柄に対して垂直に近い角度に曲げると、物を掛けやすいフックになります。柄の部分を壁に固定する部分として残します。
    • フォークの場合: フォークの先端の股の部分や、先端全体を曲げてフックにします。柄の部分は壁に固定します。先端を一つずつ丁寧に曲げて個性的なフックにすることも可能です。 金属製のため、一度に強く曲げようとせず、少しずつ調整しながら理想の形に近づけるのがコツです。力を入れすぎると金属が折れてしまう可能性がありますのでご注意ください。また、ペンチで挟む際に傷がつくこともありますので、気になる場合は布などを挟んでから作業してください。
  3. 取り付け部分の準備: 壁に固定する柄の部分に、ネジや釘を通すための穴を開けるか、釘を打ち付ける準備をします。

    • ネジで固定する場合: カトラリーの柄の部分に電動ドリルでネジよりも一回り小さい穴を開けます。金属の種類によっては硬くて穴が開けにくい場合があります。無理せず、少しずつ作業を進めてください。穴を開ける代わりに、柄の端を曲げて壁に直接ネジを打ち込む方法もあります。
    • 釘で固定する場合: カトラリーの柄を平らにし、釘を打ち付ける部分を決めます。
  4. 壁への取り付け位置の確認: フックを取り付けたい壁に、マジックや鉛筆で取り付け位置に印をつけます。複数のフックを並べる場合は、水平器を使って高さを揃えると見た目が美しくなります。

  5. 壁への取り付け: 印をつけた位置に、用意したネジまたは釘でカトラリーを固定します。

    • ネジの場合: 電動ドリルで壁に下穴を開け、カトラリーの穴を通してネジで固定します。石膏ボード壁の場合は、専用のアンカーを下穴に差し込んでからネジを締め付けてください。
    • 釘の場合: 金槌を使って、カトラリーの柄を壁に固定します。指などを打たないように注意しながら作業してください。
  6. 仕上げ: しっかりと固定されているか確認します。カトラリーの切り口など、鋭利になっている部分があれば金やすりで滑らかにして安全を確保してください。これでウォールフックの完成です。

活用例・アレンジ例

完成したカトラリーフックは、様々な場所で活躍します。

アレンジとしては、カトラリーを曲げる前にペイントしたり、ビーズやリボンなどを巻き付けたりして装飾を加えることも可能です。複数のカトラリーを組み合わせて、オリジナルのデザインフックパネルを作るのも楽しいでしょう。フォークの先端を複数使い、物を分けるように掛けることもできます。

まとめ

使われなくなったスプーンやフォークをリメイクすることで、シンプルながらも個性的で実用的なウォールフックが生まれました。このDIYは、物を大切に長く使うというサステナブルな考え方を実践する一つの方法です。

ご自宅に眠っているカトラリーに新しい命を吹き込み、日々の暮らしの中でその存在を感じてみてください。自分で手を加えて作ったフックには、きっと特別な愛着が湧くはずです。手軽に始められるカトラリーリメイクDIYで、お部屋に新たな彩りを加えてみませんか。