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使わないカッティングボードがおしゃれに変身 予定もメモも書ける壁掛けボードの簡単DIY

Tags: カッティングボード, リメイク, DIY, 壁掛けボード, メモボード, 環境に優しい, 再利用

使わないカッティングボードを実用的な壁掛けボードにリメイク

ご自宅に使わなくなったカッティングボードはございませんか。長年使って表面に傷がついたり、デザインに飽きてしまったりしても、まだまだ活躍できる可能性を秘めています。今回は、そんなカッティングボードを再利用し、日々の予定や買い物リスト、家族への伝言などを書き留めておける、おしゃれで実用的な壁掛けボードに生まれ変わらせるDIYをご紹介します。

使わなくなったものを捨てるのではなく、少し手を加えるだけで新たな価値を与えることは、環境に配慮した持続可能な暮らしにつながります。このリメイクは特別な技術は必要なく、比較的短時間で完成させることができますので、ぜひ挑戦してみてください。完成したボードは、キッチンや玄関、リビングなど、様々な場所で活躍してくれるでしょう。

材料と道具

リメイクに必要な材料と道具を準備します。環境に優しい材料を選ぶことも意識してみましょう。

作り方

写真がなくても分かるように、各ステップを丁寧に解説します。

  1. カッティングボードの準備
    • カッティングボード全体を水でよく洗い、汚れを落とします。油汚れがある場合は、食器用洗剤を使用して丁寧に洗ってください。
    • 十分に乾燥させます。湿気が残っていると塗料の定着が悪くなることがあります。
    • 木製の場合、表面に深い傷やささくれがある場合は、サンドペーパーで軽く研磨して滑らかにします。全体を軽く研磨すると、塗料のノリが良くなります。研磨後は、木くずをウエスでしっかりと拭き取ってください。
  2. ペイント面の決定とマスキング
    • カッティングボードのどの部分に塗料を塗るか決めます。片面全体でも、一部だけを黒板にするなど、デザインを考えてみましょう。
    • 塗りたくない部分があれば、マスキングテープで丁寧に覆います。取っ手部分などを残すのも良いでしょう。
  3. 塗料の塗布
    • 塗料の説明書をよく読み、指示に従って使用します。容器をよく振ってから使用してください。
    • 筆やローラーを使い、選んだ面に塗料を均一に塗ります。一度に厚く塗るよりも、薄く重ね塗りする方がムラになりにくいです。
    • 特に黒板塗料は、2度塗り以上が推奨されることが多いです。1回目の塗料が完全に乾いてから、2回目を塗ります。
    • 換気を十分に行いながら作業してください。
  4. 乾燥
    • 塗料が完全に乾くまで、風通しの良い場所でしっかりと乾燥させます。乾燥時間は塗料の種類や湿度、気温によって異なりますので、説明書を確認してください。触ってみて手に付着しない状態になっても、内部が乾いていないことがあります。
  5. チョークで慣らす(黒板塗料の場合)
    • 黒板塗料を塗った場合は、使用前にチョークで表面を「慣らす」必要があります。ボード全体にチョークの腹で満遍なく線を引くように塗りつけ、その後ウエスで拭き取ります。これにより、次にチョークで書いた時に跡が残りにくくなります。
  6. 壁掛け用の金具や紐の取り付け
    • カッティングボードの裏面の上部に、壁掛け用のフックや金具を取り付けます。木製の場合は、下穴を開けてからネジで固定すると、木が割れにくいです。
    • 紐を通して吊るす場合は、ボード上部の両端にヒートンなどをネジ込み、そこに紐を結びつけます。ボードが水平になるように紐の長さを調整してください。
  7. 仕上げ
    • 必要に応じて、ステンシルで文字や模様を入れたり、装飾用の金具を取り付けたりして仕上げます。

これで、オリジナルの壁掛けボードの完成です。

活用例・アレンジ例

完成した壁掛けボードは、様々な場所で、多様な用途に使用できます。

まとめ

使わなくなったカッティングボードが、たった少し手を加えるだけで、毎日使える実用的な壁掛けボードに生まれ変わりました。傷や汚れがあっても、リメイクすることで新たな魅力が生まれます。

このDIYは、物を大切にすること、そして環境に優しい暮らしを実践することにつながります。オリジナルのボードを作る楽しさ、完成したボードが日々の生活に役立つ喜びをぜひ感じてみてください。手軽にできるリメイクから、持続可能な暮らしへの第一歩を踏み出してみませんか。