雑貨リメイクDIY

使わない革製品がおしゃれに変身 コードホルダーの簡単DIYリメイク

Tags: 革リメイク, コードホルダー, 小物DIY, アップサイクル, サステナブル

使わない革製品が生まれ変わる おしゃれなコードホルダーDIY

ご家庭に使わなくなった革製のバッグや財布、ジャケットなどはありませんか。愛用していたけれど傷んでしまったり、デザインが古くなったりして、もう使う機会がないという方もいらっしゃるかもしれません。そうした革製品は、そのまま捨ててしまうのはもったいないと感じますね。

今回の記事では、そうした使わなくなった革製品の小さなハギレを活用して、日々の暮らしで役立つおしゃれなコードホルダーにリメイクする方法をご紹介します。イヤホンや充電ケーブルなど、絡まりがちなコードをすっきりとまとめることができる便利なアイテムです。物を大切に使い、新たな価値を生み出すアップサイクルを、ぜひ手軽なDIYで楽しんでみませんか。

材料と道具

このコードホルダーのDIYに必要な材料と道具は以下の通りです。特別なものはほとんど必要ありません。

作り方

ここでは、カシメを使った一般的なコードホルダーの作り方をステップを追って説明します。

  1. 革のハギレを用意する: 使わなくなった革製品から、傷みや汚れの少ない部分を選び、コードホルダーに必要な大きさに切り取ります。イヤホン用なら縦8〜10cm、横1.5〜2cm程度が目安です。充電ケーブル用など、まとめたいコードの太さに合わせてサイズは調整してください。長方形にカットします。
  2. 形を決めて印をつける: カットした長方形の革を、コードを巻いて留めた時の形をイメージしながら二つ折りにし、折り返す位置に軽く印をつけます。この折り返した端の部分にカシメを取り付けます。必要に応じて、定規を使ってカシメを取り付ける位置にペンで印をつけます。端から1cm程度の位置が良いでしょう。
  3. 穴を開ける: 手順2で印をつけた位置に、穴あけポンチを使って穴を開けます。革の下には必ずカッターマットや厚手の板などを敷いてください。ポンチを垂直に立て、木槌で上から何度か叩いて革に貫通させます。力を入れすぎると穴が必要以上に大きくなることがあるので注意しましょう。
  4. カシメを取り付ける: 用意したカシメのオスとメスを、革に開けた穴に通します。革の表側からオスを通し、裏側からメスをはめ込みます。次に、カシメ打ち具をカシメの頭にあてがい、木槌で垂直に数回叩いてしっかりと固定します。カシメがぐらつかず、革にぴったりと固定されるように打ち込みます。
  5. 形を整える(オプション): 長方形のままでも使えますが、両端を丸くカットしたり、斜めにカットしたりするとよりおしゃれな印象になります。この作業はカシメを取り付ける前に行っても構いません。カッターナイフを使う場合は、定規をあてて慎重にカットしてください。

これでコードホルダーの完成です。革のハギレとカシメだけで、手軽にオリジナカルのアイテムを作ることができます。

活用例とアレンジ

完成したコードホルダーは、様々なコードをまとめるのに役立ちます。

アレンジのヒント:

まとめ

使わなくなった革製品のハギレが、こんなにも簡単に、そして実用的なアイテムに生まれ変わることをご覧いただきました。一つ一つが手作りのオリジナルコードホルダーは、既製品にはない温かみと愛着が感じられます。

このDIYは、捨てるはずだった物に再び命を吹き込み、ゴミを減らすという環境に優しい取り組みでもあります。手軽に始められるので、ぜひご家庭にある革製品を見つけて、アップサイクルに挑戦してみてください。身の回りのものがすっきりと整理されるだけでなく、新しいアイテムを生み出す喜びも感じられるでしょう。